出発は朝6時。冷え込むのでこれ以上早く出るのは辛い…
何も考えず、とりあえず遠くへ。県北は紅葉の時期らしい。
撮影機材:Fujifilm X-T1/XF23mm F2 R WR/TTArtisan 35mm f1.4 C
志和で日の出。暖かくなってくれればいいのだけれど、中々気温は上がりませんね。
福富までは爽やかだったけれど、そのあとはひたすら霧。見通しが悪いのはともかく、シールドの両面に水滴がまとわりついて前が見えない。
西城でようやく抜けて、すっきりとした青空が。ちょうど紅葉がきれい。ここまで気温は4℃~6℃。霧の気化熱も合わさって寒い。
初鳥取といえども、特に代わり映えしない山中をひたすら進むだけ。いつもやっていた放浪とだいたい一緒。
おや…あれは?
大山、大きいですね。ランニングのおじさんに動画を撮ってとお願いされたり、今年はあまり赤くないと聞いたりしましたが、初見なのでどんな姿でも感動。
色とりどりの広葉樹のトンネル。この季節限定。
せっかく北東へ来たので、ついでにおろちループにも寄ります。ループがでかすぎて、ドローンでもないとよくわからない罠。
スギに植え替えられた部分と、元々の広葉樹林がわかりやすく分かれて面白い。
金言寺。有名なだけあって、平日でも多くの人が。ガイドの方もフル稼働。綺麗な黄色一色に染まるまでは、もう少し掛かりそう。
紅葉繋がりでもう一か所。上高野山の乳下りイチョウ、というイメージの湧かないイチョウがあるらしい。時期が早かったようで黄色くもないけれど、とりあえず参拝。
立派なイチョウの木で、神木として祀られているようだった。名前の由来であろう、鍾乳石のように垂れ下がった部分がなんとも神秘的。
正直、イチョウそのものよりも神社脇の物置きに興味が向いてしまった。使われなくなったモノに魅力を感じるのは何故だろうか。
人だらけだった金言寺とは対照に全く人気がなかったが、後から来たカメラ好きの方と話していると近所に良い神社があるとのこと。体力に余裕があったので、同行させてもらうことにした。
大宮八幡宮、というらしい。真っ直ぐでスギの大木が並ぶ参道の先に、よく手入れされている本殿があった。カエデとモミジがとても鮮やかに染まっていて、2人でしばらく撮り続けていた。
昼食を忘れていたので、動けなくなる前に道の駅へ逃げ込んだ。久々のカレーうどん。
少しずつ暗くなる空をみながら帰った。心に余裕があるときがあれば、知らない場所を探すのも悪くないかもしれない。
丸半日走ったけれど、疲れも痛みもあまりない。ミソは荷物を減らすことかもしれない。難しい。