171:いまさら、いまから、フイルムカメラを楽しもう。

今更、とは思うけれど、いざ始めてみるととても楽しい。ほんとはFM2が良かったけど、高かったのでFM10に。機械式カメラで切る低速シャッターのゼンマイ音はいいぞ。

もちろん電磁シャッターが悪いわけでも、自動カメラが悪いわけでもない。EMは小型軽量でシャッタースピードが自動で決まるので気軽に撮れるし、F-601は大げさなシャッター音とド派手なモーター音が楽しい。

露出計に従って手動で設定しているだけではあるけれど、シャッタースピードダイヤルと絞り環を回すアナログな操作がたまらなく楽しい。

 

ということで、今回現像から上がってきたお写真を。機材はFM10/AI Nikkor 50mm f1.8S/Fujicolor100(たぶん)。

尾道の街かど。カメラ散歩するのにちょうど良すぎる町。ひたすら楽しい。

山頂からの景色。灰が峰、絵下山かな。暗くても長時間露光でなんとでもなる。

広島駅周辺。街は無機的なものが多い。

ピンボケX-Pro3。レリーズといいレンズといい、昔のコンパクト機のようで好きな組み合わせ。スプリットプリズムはピント合わせがしやすいが、適当にやってしまうとズレてしまう。

岡村港。フイルムカメラまで持ち歩くと荷物が増えてしまうのだけれど、この色を撮りたくて出来るだけ持ち歩くようにしている。重い重い。

被写体を浮き上がらせるには、ピンボケの覚悟も必要。しかも現像から上がってくるまで分からないワクワク。受け取り時の脳内麻薬ドバドバがたまらない。

最後のコマは、送りきれず多重露光になってしまった。アナログな記録媒体なので、意図しない(経験値を積めばわかるようになるはず)化学変化が起きてしまうので楽しい。



メインで使っているデジタルカメラJpegで色づくりができるX-Pro3を使っているが、フイルムの出すラチチュードと色は格別な味わい深さがある。安価なコンパクトカメラでもAE機(自動露出機)でも構わないので、サブ機として導入し、是非持ち歩いてみてはどうだろう。